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第5回「VR元年の今こそ学ぶVRの基礎と現状」聴講レポート(新井)

7月に開催した5回目をいまさらながら振り返ってみる

7/9分科会には100人近くの方にお集まりいただき、そのあとのVR体験会を兼ねた懇親会には70人ほどの方にお集まりいただきました。いろいろな方がおられ、またご自身のコンテンツをお持ち込みいただいた方もいて大変勉強になりました。本当にありがとうございます。
https://www.facebook.com/events/199303797136812/
http://entertainment-ip-201607-a.strikingly.com/

大変遅くなりましたがご登壇いただいた方々をご紹介します。6人のクリエーターの方々には10分ほどのプレゼンと懇親会での体験をお願いしました。VRについて具体的なコンテンツや技術を持つ方はまだ少ないため、みなさん講演慣れしていらっしゃったので助かりました。

まず、LPJ LLC 代表/VRジャーナリスト吉田健人さまからVR市場についての概要を少しお伺いしました。お話しに出ていた電子書籍ですが、amazon unlimitedで読むことができるようなので加入されていらっしゃいましたらご覧いただければと思います。

クリエーター その1 渡邊課さま

今までに制作された全天球映像を中心に、創作活動の経歴や実践してみたこと知見についてご共有いただきました。360°映像に関して早い段階から取り組まれており、カメラの性能や現状にも言及されていました。

展示では水中ニーソや高いところから見下ろすような映像などさまざまな360°映像を体験することができました。

【プロフィール】
全天球映像作家 渡邊徹さんを中心としたチーム。
新たなビジュアル言語の可能性に着目し全天球動画をはじめとしたコンテンツづくりに取り組み、今後の情報体験の在り方を追究しています。
ハコスコ・リコーのTHETAなどお持ちいただくことになっています。アイドルの360°MVなど精力的に制作しています。
渡邊課Youtubeチャンネル
https://www.youtube.com/c/watanabe-ka

クリエーター その2 現代美術家 彫刻家 鈴木一太郎さま

鈴木さまは岐阜からお越しいただきました。他の方がビジネスとして制作しているのとは一味異なり、美術館で来場者がいかに楽しんでもらえるのか、これからの美術館の在り方の一つとしてVRを取り入れる試みを独学で(!)しています。

この会のあと、夏休みを利用してわたくしは岐阜県立美術館にお伺いしました。

展示室に置いてあったiPadを利用したコンテンツは美術館とARという試みとして本当にうまいな!と思いました。明日から日本全国の美術館が取り入れられることですので、ぜひ見学に行ってみてほしいと思います。

【プロフィール】
Twitter @zerotaro
ドット絵の手法を用いた彫刻を制作。東京Midtown Award 2013 グランプリ受賞
VRを新たな空間表現と捉え、彫刻や美術展示に応用する研究を行っている。体験会では刺激的な?VR彫刻鑑賞を体験できるかも。またTilt Blushも持参していただく予定です。
岐阜県美術館で行われている日比野克彦館長監修の「ナンヤローネ展」にも作家として参加。公共の美術館におけるVR/ARの美術展示応用を実践中。
http://www.kenbi.pref.gifu.lg.jp/page5232.php

参考作品
http://zerotaro.tumblr.com/
制作過程をつづった記事
https://media.dmm-make.com/item/1337/

クリエーター その3 VoxcellDesign(ボクセルデザイン)さま

 

【プロフィール】

VR分野で使用されるリアルタイムレンダリング技術を強みとしており、その技術を応用した独自のアプリケーションの開発もおこなっています。

NailCanvasVR(ネイルアートのシミュレーター)
http://forest.watch.impress.co.jp/…/…/oculusclub/687272.html

富士山ビューワーVR
http://www.voxcelldesign.co.jp/?p=1536

クリエーター その4 AMATELUS Inc.代表・松田光秀さま

松田さんはビジネスとしてVRの開発を行っている方の中でも、スタートアップでVRの世界をいかに作り出すか、という開発を展開しています。プレゼンではAngelHack2016というハッカソンで作りブラッシュアップしている、リコーTHETAを使った360°ライブ配信から動く人を映さないようにするというデモを行っていただきました。また圧倒的に”世界を変えること”についてお話しいただき、受講されている方を一気に引き込んでいらっしゃいました。

【プロフィール】

使いやすさと表示速度(処理の軽さ)を両立させたオープンソースのWeb3D/VRライブラリ「Solufa(ソルファ)」を開発、アメリカ法人として設立するスタートアップ企業。

http://vrinside.jp/interview/solufa/

クリエーター その5 ウダサンさま

ウダサンさんがなぜお姫様抱っこという体験をVRで作ろうと思ったのかと言うことについてお話しいただきました。後日、Unity社が主催するイベントでウダサンさんのブースを覗いたのですがものすごい行列であっという間に事前整理券もなくなりました。本当にこの日体験出来た方はラッキーです。渡邊課の渡邊さんもいたく感動していました。

【プロフィール】
文字通りお姫様抱っこしながら勇者として実際に体を動かして戦う、VR ロールプレイングアトラクション「ソード&プリンセス」を制作。

http://udasankoubou.blogspot.jp/2016/04/blog-post.html

クリエーター その6 わっふるめーかーさま

VR空間でお絵かきできるペンタVRについてご説明いただきました。わたくしも体験しましたが、目の前に見本となる被写体が3Dで目の前にいるのはとてもわかりやすかったです。

【プロフィール】

HMDとペンタブレットを利用して、仮想空間でお絵描きをする「ペンタVR」を制作。

結果として、様々なジャンルからVRに携わっていらっしゃる方をお呼びできたと思います。VRコンテンツはどうしても容量が大きくなりますので、既存のDVDやブルーレイのような物質的なものでの販売ではなく、ダウンロード販売が中心になるかと思います。
国をまたぐときに著作権や国ごとの規制などいかにクリアしていくかはいろいろ模索する必要性を強く感じました。最後にわたくしが共有しましたスライドを掲載します。

ご参加いただいた方からのアンケート

VRとは聞いたことがあったけど、実際の体験はほとんどありませんでした。プールの中で美女の水着姿も見てたり、アナウンサーとデートできたり、ネイルで来たり、その時は、バーチャルとわかっているのですが、思い出すと、だんだん、リアルとどちらかわからなくなってきました。

業務用CG、プログラム、デザイン、彫刻、起業家と、制作者の経歴によってVRに対する考え方が多様にあることが浮き彫りになったのが新鮮だった。仮に「日本はVRで遅れている」と現状を認識するのであれば、雑多な状態を楽しむだけでなく、目的を「産業の発達」に置くか「文化の発展」に置くかなど、アクターのセグメントを整理して、効果的な政策や経営を実践していく必要があると考えた。

VRのことを全然詳しくなくても体験までできる素敵な機会でした。

ここまでお読みいただきありがとうございました。また次回、ご興味あるテーマがありましたらご参加ください。

新井秀美

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